2010年 03月 25日
tanato leathercraft |
上画像が新しく使用する
イタリア産植物タンニンなめしシボ加工革です。
シボ加工とは革の表面を皺々にすることで、
方法としては大雑把に以下の通りです。
1) 薬品で表面を縮める
2) 型押し
3) 機械で揉む
それぞれ一長一短ありますが、
tanato では自然なシワの風合いが全体に行き渡り
使い込むとシワが強い場所と薄くなる場所が出てきて
革に良い表情が現れる機械揉みを使用しています。
多めの加脂加工がされているので、
使用前は上画像左のように薄く
乳白色をかぶせたような鈍い色ですが、
使って行くと上画像右のような
はっきりとした色と艶が出てきます。
下画像中央は新品の財布。
その下はサンプルで使い込んだバックです。
色と艶の違いが分かるでしょうか?
また、革の床面を「ふのり」で押えているので
毛ば立ちがなく滑りが良くなっています。
左がふのりを塗る前 右が後
画像が悪くどれも分かりずらくて申し訳ありません。
近日中に tanato HP に中央画像の財布を UP します。
by tanato16
| 2010-03-25 10:10
| 革
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