端革 2

牛ショルダー革
腰側

首側

この革は一番広い場所で 幅160cm 位。
お腹を開いて大の字って感じですね。
これの輪郭（縁）を
そのまま財布やバックにして行く訳です。
そうするとみんな少しづつ違う形に作れるんだな。
個性的ではあるけど、
手間が掛かるのがちょっと難点かな？

革の名前は「ミネルバリスシオ」。
イタリアはフィレンツェ市にある
「バダラッシィ・カルロ社」製で
「バケッタ製法」と言う古来イタリアの鞣し技法を
忠実に再現し、100％植物タンニンで鞣した
ショルダー革に牛脚油をたっぷり含ませ
自然な風合いと柔らかさを持たせています。

この革を揉んで皺を出したのが
「ミネルバボックス」です。
違いは皺があるか無いか革の表情だけで、
同じように美しい経年変化をみせてくれます。
「ミネルバボックス」の方が有名かもしれませんね？

どちらかと言えば、有名で無い方が好きなので・・・