2012年 02月 27日
チョット長いですが |
下画像、革メンテナンス用の油色々と尊馬油。
あくまでも個人的な経験と感想と
あくまでも個人的な経験と感想と
蝋・油脂・有機溶剤・ミンクオイル
③ RED WING LEATHER DRESSING
松脂・蜜蝋・ミンクオイル
④ Renapur Leather Balsm
蜜蝋・ホホバ油・ワセリン・ラノリン
⑤ MUSTANG PASTE 馬油93% 蜜蝋3%
⑥ ソンバーユ 馬油100%
①は石油みたいな靴墨のにおい
②は蜜蝋のにおい? ③は松脂のにおい
④ ⑤ ⑥は100% 天然成分でほぼ無臭。
③ RED WING LEATHER DRESSING
松脂・蜜蝋・ミンクオイル
④ Renapur Leather Balsm
蜜蝋・ホホバ油・ワセリン・ラノリン
⑤ MUSTANG PASTE 馬油93% 蜜蝋3%
⑥ ソンバーユ 馬油100%
①は石油みたいな靴墨のにおい
②は蜜蝋のにおい? ③は松脂のにおい
④ ⑤ ⑥は100% 天然成分でほぼ無臭。
においの有無は好みによりますね。
①は別として他は、ミンクオイル
ホホバ油・馬油 が入っています。
ミンクオイルと馬油は動物性、
①は別として他は、ミンクオイル
ホホバ油・馬油 が入っています。
ミンクオイルと馬油は動物性、
ホホバ油は植物性。
革に脂を塗った後の持ち(脂の耐久性)は、
植物性より動物性のほうが良いようです。
ミンクオイル ・ ホホバ油 ・ 馬油って、
どれも化粧品で使われていますよね。
中でもミンクオイルは桁違いに値段が高いので、
革用油のミンクオイル含有量は値段から考えて
全体量の数%だと思います。
(メーカーに確認はしていません)
細かい事を言えば元々革に含まれている脂が
植物性なら加脂するのも植物性、
動物性なら同じ動物性です。
まぁ「余り気にしなくても」 位な感じです。
どちらかと言うと① ② ③は表面を守る為の物、
光沢が出て他の3種類より蝋や松脂が多いので
撥水性が優れていると思います。
④ ⑤ ⑥は前記の物より浸透性に優れています。
④は光沢もあります。
⑤は少し時間が経つと光沢が出ます。
⑥は塗っても殆ど光沢がありません。
(革用じゃなくてお肌用ですからね)
極端な言い方をすると① → ⑥へと、
ファンデーションから徐々に乳液って感じ?
ちょっと違うか?
お化粧したことないし ・・・
④ ⑤ ⑥に近いクリームとしては
デリケートクリームと言うのもあります。
よく雑誌等に「革は生きている」と書いてありますが、実際には死んでいるので自分で新陳代謝をしません。保湿以前に油分を浸透させてやらなければ、長い年月の間にはカサカサになって劣化します。綺麗に艶が出ているのにひび割れのある鞄を見ませんか? あれです!これは表面のお手入れしかしていないので、革内部の脂分が不足してしまうのですね。
革製品を長持ちさせるには、やはり脂分の浸透を1番に行い、その後保湿の為に蝋や松脂成分の多い物を塗るのが良いでしょう。比較的中間的な機能の④・⑤辺りが1回で済んで使い易いかもしれないですね。⑥は 100% の馬油なので、私の場合残りは手に塗っています。元々の用途がそっちですから、ある意味無駄が無くて良いかも知れません(笑)
上記①から⑥の表記は、パッケージに書いてある物を写したので、コピペすれば簡単に検索できるはずです。興味のある方は、ご自分で調べてみて下さい。企業以外にも色々な実験結果を UP している方の Blog 等もあります。
革に脂を塗った後の持ち(脂の耐久性)は、
植物性より動物性のほうが良いようです。
ミンクオイル ・ ホホバ油 ・ 馬油って、
どれも化粧品で使われていますよね。
中でもミンクオイルは桁違いに値段が高いので、
革用油のミンクオイル含有量は値段から考えて
全体量の数%だと思います。
(メーカーに確認はしていません)
細かい事を言えば元々革に含まれている脂が
植物性なら加脂するのも植物性、
動物性なら同じ動物性です。
まぁ「余り気にしなくても」 位な感じです。
どちらかと言うと① ② ③は表面を守る為の物、
光沢が出て他の3種類より蝋や松脂が多いので
撥水性が優れていると思います。
④ ⑤ ⑥は前記の物より浸透性に優れています。
④は光沢もあります。
⑤は少し時間が経つと光沢が出ます。
⑥は塗っても殆ど光沢がありません。
(革用じゃなくてお肌用ですからね)
極端な言い方をすると① → ⑥へと、
ファンデーションから徐々に乳液って感じ?
ちょっと違うか?
お化粧したことないし ・・・
④ ⑤ ⑥に近いクリームとしては
デリケートクリームと言うのもあります。
よく雑誌等に「革は生きている」と書いてありますが、実際には死んでいるので自分で新陳代謝をしません。保湿以前に油分を浸透させてやらなければ、長い年月の間にはカサカサになって劣化します。綺麗に艶が出ているのにひび割れのある鞄を見ませんか? あれです!これは表面のお手入れしかしていないので、革内部の脂分が不足してしまうのですね。
革製品を長持ちさせるには、やはり脂分の浸透を1番に行い、その後保湿の為に蝋や松脂成分の多い物を塗るのが良いでしょう。比較的中間的な機能の④・⑤辺りが1回で済んで使い易いかもしれないですね。⑥は 100% の馬油なので、私の場合残りは手に塗っています。元々の用途がそっちですから、ある意味無駄が無くて良いかも知れません(笑)
上記①から⑥の表記は、パッケージに書いてある物を写したので、コピペすれば簡単に検索できるはずです。興味のある方は、ご自分で調べてみて下さい。企業以外にも色々な実験結果を UP している方の Blog 等もあります。
メンテナンスに関してお問い合わせがあると、tanato 製品に限ってですが白色ワセリンをお勧めしています。上記した物達より値段が安いし入手も簡単。化粧品や薬品にも使われているて安全性も高い。浸透性にやや難有りですが、塗った後にビニール袋に入れて1~2日置けば結構染み込みます。タンニン鞣し革の経験が無い人に「お金を掛けずに手っとり早く」と言う意味でのお薦めです。タンニン鞣し革に慣れ「こんな質感に育てたい」と言う希望が出て来たら、自分で色々調べてチャレンジしてみて下さい。お手入れ(メンテナンス)を本気で考えれば、お肌のお手入れ並みに時間もお金も掛かります。それよりは、余り考え過ぎずに使ってから考える位で私は良いと思います。タンニン鞣し革製品購入検討中の人は、まず革自体の特性を良く理解し自分に合うか(経年変化傷痕等含む)を考えてから決めて下さいね。ネットでタンニン鞣し革と入力すれば、バンバン情報が出て来ますから(笑)tanato Blog でも経年変化の画像等をUPしますが、あくまでも私の好みの色艶の物をUPしているだけで、その途中経過の説明や画像は殆どUPしていません。是非、購入前に色々調べて見て下さい。私にもその辺をカバーする時間が無いし、こんな長文いつも書けないし ・・・
最後になりましたが、
「今頃言われても、おせーよ!」
な人がいたら、ゴメンナサイ!
ふぅ~ 疲れた ・・・
そうそう、「におい」って
「匂い」と「臭い」がありますよね。
革に関して私はほとんどが「匂い」なのですが「臭い」な人もいるので
全部「におい」としました。
by tanato16
| 2012-02-27 06:44
| 修理
|
Comments(4)
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by
バニラ
at 2012-02-27 15:44
x
こんにちは★
すんごく勉強になりました。
ペンケース、お手入れしてあげないとダメですね。
④の含有物にラノリンとありますが、
私使っていないラノリンを持っていまして、それでも代用できるのでしょうか。。
白色ワセリンならたくさんあるので(笑)、今度塗ってみたいと思います。
すんごく勉強になりました。
ペンケース、お手入れしてあげないとダメですね。
④の含有物にラノリンとありますが、
私使っていないラノリンを持っていまして、それでも代用できるのでしょうか。。
白色ワセリンならたくさんあるので(笑)、今度塗ってみたいと思います。
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Commented
by
tanato16 at 2012-02-27 17:07
バニラさん
100% のラノリンですか? お肌用とかですかね?
私もやったこと無いですけど、行けるんじゃないかなぁ?
ワセリンが無難だと思いますけど、勇気があったら
ちょっと試してご報告お願いします(笑)
100% のラノリンですか? お肌用とかですかね?
私もやったこと無いですけど、行けるんじゃないかなぁ?
ワセリンが無難だと思いますけど、勇気があったら
ちょっと試してご報告お願いします(笑)
Commented
by
バニラ
at 2012-02-28 16:10
x
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by
tanato16 at 2012-02-28 17:56